福島県のほぼ中央に位置する猪苗代湖(いなわしろこ)は、磐梯山(ばんだいさん)を望む美しい湖として知られています。
厳冬期になると、ここでしか見られない幻想的な現象「しぶき氷」が姿を現します。
「しぶき氷」は湖面の波が強風により岸辺の木々や岩に飛び、そのしぶきが凍ることで生まれます。
気温がマイナス10℃以下になり、さらに風が一定方向から吹き続けるという厳しい条件がそろわないと見られない、国内でも珍しい現象です!
できたばかりの氷はガラスのように透き通り、時間が経つにつれて白く表情を変えていきます。
その移ろいもまた、冬の美しさを感じさせてくれますね。
猪苗代湖には毎年、シベリアから約3,000羽の白鳥が飛来します。
「しぶき氷」の岸辺と湖面に佇む白鳥、その景色はまるで絵画のよう。
白鳥たちは12月頃から姿を見せ始め、3月頃には再び空へ飛び立ちます。

しぶき氷と白鳥、どちらもこの季節にしか出会えない特別な瞬間です。
冬の猪苗代湖で、ぜひその美しさを感じてみてください。